(2)ブロック塀は原則として、長さ30m以下ごとにエキスパンションジョィントを設ける。解説図4-2 控壁・控柱・エキスパンションジョイントの配置1381.ブロック塀の構造(1)ブロック塀の高さが、1.2m(3条および5条の規定に適合する場合は1.6m)を超えるものは、ブロック塀の長さ3.4m以下ごとに、基礎およびブロック塀に接着する控壁、または控柱を設け、かつブロック塀の端部より800mm以内に控壁または、控柱などを設け補強する。 解説図4-1 塀の高さ、控壁の間隔(3)ブロック塀が交差する場合は、その交差角がブロック塀の直角方向に対し45°以下で、かつ交差角によりブロック塀の長さが400mmから600mm以上の場合は、控壁と同等とみなすことができる。(4)同一面内で高さが異なるブロック塀の構造は、高いブロック塀の長さがブロック塀の長さの過半を超える場合は高さが高い方の規定によるものとし、かつ高さが変化する部分は、縦横ともD13以上の鉄筋で補強する。 (5)透かしブロックは、縦筋が挿入できる形状のものとし、2個以上連続して配置しないものとする。 また、ブロック塀の最上部・最下部および端部に配置してはならない。 (6)かさ木ブロックは、縦筋が空洞部内に定着できる形状のものとする。 (7)ブロック塀は土に接して設けてはならない。 ただし、土に接する部分の高さが400mm以下でその部分の耐久性、安全性を考慮した場合は、この限りではない。 解説図4-3 交差する塀の控壁とみなすことができる範囲解説図4-4 土に接するブロック塀の例5条 ブロック塀の構造
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