JANOME BLOCK
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γ≦0.40.20.30.40.50.10.20.20.3解説図6-5 連続フェンス塀の標準的な配筋例0.7<γ≦1.00.50.60.81.00.30.40.50.61445.連続フェンス塀(1)連続フェンス塀の高さは2.2m以下とし、ブロック壁体部分の高さは1.2m以下、フェンス部分の高さは1.2m以下とする。 また、フェンスに作用する地震力および風圧力を考慮して定めた表13に示す数値をブロック壁体の高さに加算した高さ(以下、換算高さという)は1.6m以下でなければならない。 ただし、換算高さは建設される地域の風圧力を適切に評価して求めた値を用いてもよい。 (2)前号で定めた換算高さを塀の高さHとし、3条の規定を満たさなければならない。 使用するブロックの種類空洞・化粧ブロック型枠ブロック[備考〕γ:フェンスの風圧作用面積をフェンスの長さと高さとの積で除した値(3)連続フェンス塀に挿入する縦筋および横筋はD10以上の鉄筋とし、縦筋間隔は換算高さを5条表7のブロック塀の高さに適用して求めた数値以下とし、横筋間隔は800mm以下とする。 1.塀の施工は、本会編「建築工事標準仕様書JASS 7メーソンリー工事」および「壁構造配筋指針」による。2.基礎工事における根切りに際しては、周辺地盤を乱さないように掘削幅を最小限とし、埋戻し土を十分に突き固める。3.ブロックは吸水性の小さいものを使用する。 やむを得ず吸水性の大きいブロックを使用する場合は、防水処理を行う。4.鉄筋に対するコンクリートまたはモルタルのかぶり厚さは、表16に示す数値以上とする。ブロック壁体、ブロック造の控壁または門柱鉄筋コンクリート造の控壁または控柱直接土に接する鉄筋コンクリート造の控壁・控柱・門柱の基礎および基礎立上がり部分基礎スラブ直接土に接する型枠ブロック造の基礎立上がり部分表13 ブロック壁体の高さに加算する高さ(m)フェンス部分の高さ(m)0.6以下0.6を超え0.8以下0.8を超え1.0以下1.0を超え1.2以下0.6以下0.6を超え0.8以下0.8を超え1.0以下1.0を超え1.2以下表16 鉄筋に対するコンクリートまたはモルタルのかぶり厚さ構造部分解説図6-4 連続フェンス塀の立面フェンスの風圧作用面積係数(γ)0.4<γ≦0.70.40.50.60.80.20.30.40.5かぶり厚さ(mm)20(フェイスシェルの厚さを除く)304060(捨コンクリート部分を除く)40(フェイスシェル厚さの1/2を含む)8条 施工・その他

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