JANOME BLOCK
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◦目地モルタルは普通ポルトランドセメント使用。◦目地モルタルの28日強度は24N/m㎡以上。◦細骨材の最大粒径は2.5mm。◦標準調合は1:2モルタルとし、保水剤は用いてよい。◦目地モルタルの練置き時間は60分以下。◦目地モルタルは硬化前に目地摺りを行う。◦落下モルタルはまだ固まらないうちに除去する。◦横筋は各段の積み上げとともに配筋する。◦かぶり厚さは前面側シェル厚さを除き3cm。 背面側はシェル厚さを除き4cm。◦ハンチ部分の仮枠を組立てる前には必ず落下モ◦仮枠個所はハンチ部・屈曲部・前壁端部。◦仮枠はコンクリートの打込み時に移動したりコン◦仮枠の取付けは、目地モルタルの硬化を確認しルタル及びゴミなどを取除き、水洗いを行う。クリートが漏れ出さないように組立てる。た後に行う。◦コンクリートの品質は、基礎コンクリートにならうが、粗骨材の最大粒径は20mm、スランプは18cmが標準。◦コンクリートは全体が均一な高さを保つよう水平に打込む。(1回の打込む高さは1m程度)◦締固めはバイブレーターなどを用い、CP型枠1ヶに付き1箇所あてとし、ウェブ・鉄筋に接しないように注意する。◦打込み後のコンクリートの急激な乾燥、冬季の凍結などによる悪影響を防ぐため十分な養生を行う。◦仮枠の解体は打込まれたコンクリートが5N/m㎡の強度が発生した後に行う。◦型枠解体後、目視により豆板・ひび割れの目視検査。必要に応じ打診検査を行う。◦透水層は前壁頂部から30〜50cm下がった位置からハンチ上部付近までの間とし、砕石裏込め又は透水シートを使用する。◦水抜きパイプはφ75の塩ビ管などを用い擁壁見付面3㎡につき1箇所設置する。◦水抜きパイプの透水層側にはフィルターを取付ける。◦伸縮目地の間隔は20m以下。◦地盤の変化する箇所、材料工法の変わる箇所、擁壁の高さが大きく変わる箇所。◦屈曲部周辺の1方向の1箇所。◦埋戻しは、前壁に打込まれたコンクリートが告示110号の規定する期間を過ぎた後に行う。◦埋戻し土は良質の発生土又は砂質土。◦締固めはまきだし厚さ30cm程度とし、ランマーなどで締め固めながら埋戻す。◦沈下を想定した余盛りは30cm以下。◦地均しは地表面不陸を修正し、良質土をまきかけ歩行に支障のない程度に締固める。◦屈曲部は隅角をはさむ2等辺3角形の部分を1辺を50cmの長さとしコンクリートで補強する。◦補強する擁壁の角度は60°〜120°の範囲。◦補強を要する擁壁の高さは1.40mを超えるもの。◦前壁部分はハンチ用CP型枠を用い、背面側は型枠を用いて組立てる。◦笠木はモルタル笠木又は既製品(コンクリートブロックなど)の笠木等が有ります。156目地モルタル配筋掃除仮枠7.前壁のコンクリート打込みコンクリート打ち8.養生養生9.型枠の解体・確認検査解体確認・検査10.透水層透水層等11.伸縮目地伸縮目地の位置12.埋戻し埋戻しの時期完成13.屈曲部の補強・その他屈曲部の構造笠木

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