▼▼▼乾塗燥布②石材の状態a.濡れている状態/湿気の多い状態b.石材下部から水が染み上がっている状態−斑点状c.目地周辺に水やコーキング材の油分シミがある場合d.ワックスが塗布されている、またはされたことがある石材特にバーナー等の凹凸仕上げ面では、石材の空隙に浸透したワックスを完全に除去することが難しいため。⇒いずれの場合も保護剤の均一な浸透が妨げられるため、吸水防止効果にムラが生じます。2.裏面/側面処理として使用しないで下さい。セメントモルタルやコーキング材との接着力を落とします。裏面、側面処理をしたい場合は当社まで御連絡下さい。3.前処理を行って下さい。a.保護剤を塗布する前に必ず洗浄を行って下さい。汚れた状態で塗布施工を行なうとそのままの状態で残り、後で除去が難しくなります。b.洗剤によっては、石材を傷めてしまったり(白くしたり)シミになったり広げたりというケースがありますので、イシクリーンシリーズの洗浄剤を使用して下さい。4.凹凸仕上げ面の注意。一部の黒、赤御影石、または中国石は『クリアコート』『BMストーンコート』でも濃色になるものがあり、その場合は拭取りが必要です。色調に問題が生じないか、必ず事前にテストをおこない、確認をして下さい。5.安全な取扱いについての詳細は安全データシート(SDS)を御参照 下さい。有機溶剤を含んでおりますので、使用にあたっては換気をよくし、火気厳禁で作業して下さい。●コンクリート打継部(水平方向)、大壁(垂直方向)、ひび割れ誘発目地の設置箇所、その他躰体の挙動が大きくなる場所等の壁面には伸縮目地を設置ください。●水の浸入を防ぐために施工後必ず吸水防止剤を塗布してください。剥離や凍害の原因となる場合があります。●寒冷地で凍害の恐れがある場所でのご使用はひび等が入る恐れがありますのでご注意ください。クレーム等に関してお受け致しかねる場合があります。159クリアコート施工方法 塗布方法 ◦サンプル板等で下記方法にしたがって塗布し色調等の確認を行って下さい。予備テスト◦塗布施工が可能かどうか石材の状態確認をしておいて下さい。前処理イシクリーンシリーズ洗浄剤で石材の汚れを除去します。石材を十分に乾燥させて下さい。(モルタル目地の場合は、目地の乾きが目安となります)原液をきれいな刷毛、ウエス等で均一に塗布して下さい。標準塗布量を参照し、2回に分けて塗布しますので、塗布量の半量を目安にして下さい。 クリアコー卜の施工にあたって 1.下記の場合での施工は、避けて下さい。①天候−特に外部での施工−a.雨天時での施工施工前/施工中/施工後に過剰な湿気や水がかかると、ムラになりますので雨天時には施工しないで下さい。乾燥養生の間にも雨があたらないよう、施工後の天候にも気をつけて下さい。b.暑い時期/気温25℃以上での施工寒い時期/気温5℃以下での施工石材が熱いと乾燥が早すぎ、冷たいと保護剤の浸透が悪く、いずれも深い浸透層を形成しないため本来の効果が望めなくなります。※気温が高くても日陰などで石材自体の表面温度が低ければ 施工可能ですが十分に注意して下さい。 外装材の安全上の注意 ●製品と下地の接着強度は、直接的又は間接的に人体に危険を及ぼさないために、0.6N/㎟(材料破壊)以上としてください。●湿式工法(樹脂モルタル)のみによる施工の場合は、壁面の高さ1.6mまでとしてください。 樹脂モルタルはカチオンタイトF(製造元:ヤブ原産業株式会社)を推奨いたします。●必ず改良圧着張りで行い、下からの積上げ方式で施工してください。●施工する下地はコンクリート下地又はブロック下地としてください。石材のメンテナンス外装材の施工方法
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